筋本農園について

よくあるご質問

農園とは言うけれど本当に農業はしてるの?

はいしています。
紀伊水道を望むなだらかな丘陵地に4haの梅園を所有し、そこで約600本の南高梅を栽培しております。そこで栽培された南高梅を自家農園にて加工・販売を一貫して行うことでお客様に安心かつお求めやすい価格で梅干を販売しております。

農薬は使用していますか?

はい使用しています。
使用しておりますが、梅は比較的に低農薬で、当園の梅園は病気が発生しにくい所に立地しておりますので収穫までに4回程度の農薬散布ですみます。
また低農薬化には日々努力しております。低農薬化はお客様にも喜ばれる上、農家にとっても大きなコスト削減につながります。

栽培している梅は全て南高梅ですか?

いいえ違います。
厳密に言うと違います。紅南高梅、小粒南高梅、内田梅を5%ほど栽培しています。これは南高梅は他家受粉といい、南高梅単体では実をつけることが出来ません。結実させる為には、他品種の花粉を受紛する事が必要です。当園では、受粉樹として紅南高梅、小粒南高梅、内田梅を600本ある内の5%ほど南高梅の受粉樹として栽培しております。また、この受粉樹達も南高梅の亜種で南高梅に劣らない優秀な品種です。

有機栽培ですか?

はい。有機肥料のみ使用しています。
有機肥料のみで栽培しています。有機肥料は人間で言うと普通の食事で、逆に化学肥料は薬のようなものだと思います。普段からバランスよく食事(施肥)をしていれば健康でいられるようなものです。しかし科学肥料を否定している訳ではありません(当園は使用しておりませんが)。化学肥料は、樹での吸収が早く、収穫した後の弱った樹にはとても効果があるようです。人間でも薬に頼らなければならない時があるように、樹にも又、化学肥料に頼らなければ樹の健康を損なう時があり、有機肥料・科学肥料、いずれを使うにしろ樹の健康を維持する事が大切だと考えます。

南高梅は和歌山でしか育たないってほんと?

間違いです。
条件さえ合えば何処でも育ちます。現在では和歌山県はもとより、三重県、九州、外国では中国などでも栽培されています。しかし和歌山県の紀南地方は気候が温暖で、雨が多く梅作りに適していることは確かです。
また、紀州梅干が品質的に優れているのは、この地方は昔から梅作りが盛んで、
梅栽培、梅漬の技術や設備が各農家、梅加工業者に浸透しているためだと思います。
栽培する人のソフト・ハードの部分で進んでいることが紀州梅干が優れている大きな要因だと思います。

青梅の販売は?

申し訳ありませんが致しておりません。
大変申し訳ございません。青梅の販売はしておりません。
よくお客様から「梅農家なら青梅を販売して当然じゃないの?」と言われますが、当園では完熟収穫にて収穫しております関係上、青梅での出荷はしておりません。

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